いわき市のリチウムイオン電池買取業者「鈴喜商会」は他の電池も回収可能
リチウムイオンのみならずニッケル水素電池も買い取っている
スクラップのリサイクル業者でも取り扱っている品目は異なり、リサイクル業者によっては品目が似ているのに買い取ってもらえないこともあります。
「鈴喜商店」は福島県いわき市にあり、特殊金属、非鉄金属、希少金属などを買い取りリサイクルしている業者です。電池に関しては、スマートフォンやノート型パソコンなどに使われているリチウムイオン電池を回収していますが、ニッケル水素電池の買取もおこなっています。
ただし、使い捨てのマンガン電池やアルカリ電池は買取不可なのでご注意ください。
リチウムイオンとニッケル水素、この2つの充電式電池の違い
リチウムイオン電池とニッケル水素電池は、どちらも蓄電池ですがいくつか違いがあります。リチウムイオン電池は、ニッケル水素電池に比べ充電するのに時間がかかりますが、高い放電能力を有するのが特徴です。
コピー機を例にとると、ニッケル水素電池を使用した場合70枚の印刷に対し、リチウムイオン電池は300枚の印刷ができます。また、リチウムイオン電池は軽量で耐用年数が長くメモリー効果がないメリットがありますが、過放電により発熱や発火の恐れがあるのです。
使い方も異なり、リチウムイオン電池は電気がなくなってから充電しますが、ニッケル水素充電池はトリクル充電が必要なので常に電源につないでおく必要があります。
どちらの充電式電池にもレアメタルが使われているので価値が高い
リチウムイオン電池とニッケル水素電池の性能は異なりますが、どちらもレアメタルが使われている商品なので、使い古した電池でも価値が高いです。
レアメタルは株価や不動産のように常に価格が変動しているので、ほんの数ヶ月で2倍に跳ね上がることもあり、買い取ってもらう時期を見極めれば予想以上の値段が付くこともあります。
レアメタルを買い取ってもらうというと内部の構造に興味を持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、電池は分解すると熱暴走を起こす可能性があるので、そのままの状態で持ち込むようにしましょう。